本日は、分散効果についての話をします。
投資やトレードでリスク管理を行うために最重要なのが
「分散」
です。
「分散」と一言でいっても、大きくわけて2つの分散があります。
それは、投資(トレード)対象の分散と、時間軸の分散です。
1.投資(トレード)対象の分散
2.時間軸の分散
それぞれ説明していきます。
1.投資(トレード)対象の分散
投資(トレード)対象の分散が必要な理由は
「致命傷を負わないため」
です。
どんなに、投資(トレード)の達人であっても絶対に失敗することはあります。
そういう場合に、
「致命傷を負わないため」
に、投資対象を分散する必要があるわけです。
FXの場合、1通貨に25倍のレバレッジで1点集中投資(トレード)を行っていると4%の逆行で、資産はなくなってしまいます。
しかしながら、10通貨に分散していれば、10%のドローダウンで済みます。
これまでにも繰り返し述べてきたとおり、投資(トレード)で一番重要なことは、
「いかなる相場でも生き残ること」
です。
いかなる相場でも生き残るためには、想定通りいかなかったトレードでのダメージを最低限に抑えることが必要です。
ただその1点の目的のために、投資(トレード)対象を分散する必要があるわけです。
もちろん、投資(トレード)対象の分散は、別にFX(外国為替)に限定して考える必要はありません。
株式や先物など、一般人が投資(トレード)可能な対象は色々あります。
外国為替(FX)以外にも視野を広げることで、より安定した収益が期待できるわけです。
私自身の場合においても、FXトレードの不調を、株式トレードや先物トレードに救われたことは何度もあります。
これが一つ目の
「分散方法」
になります。
2.時間軸の分散
1通貨をトレードするにせよ、トレードの時間軸はトレーダーによって様々です。
一般的に良く使われる時間軸はスキャルピングであったり、デイトレードであったり、スイングトレードであったりするわけです。
あなたも自分が好きなトレード手法があるのではないでしょうか。
しかしながら、
「俺は絶対スキャルピングで成功する」
「私はデイトレードしかやらない」
と決めつけてしまうのは、いかにも視野が狭すぎるのではないでしょうか。
それぞれのトレード手法には、当然、得意な局面、苦手な局面があります。
苦手な局面においては、トレードを休むというのも消極的な正解ではありますが、
「スキャルピングが苦手な局面」
であっても
「スイングトレードが得意な局面」
は当然存在するわけです。
もちろん、その逆も存在するでしょう。
そのような場合、様々なトレード手法を組み合わせることで、トレードチャンスを増やすことができ、リスクの最小化、利益の最大化を図ることが可能になります。
また、1つのトレード手法が不調な場合においても、別のトレード手法がその不調を補って余りある利益を出してくれることもあるわけです。
このように、時間軸の分散においても、投資(トレード)対象の分散と同様にリスクの低減化を図ることが可能になります。
私自身の経験においても、投資対象の分散と同様に、時間軸の分散によって救われた局面は数えきれません。
これが二つ目の
「分散効果」
になります。
これまで、お話ししてきたとおり、投資(トレード)対象においても、時間軸においても、
「可能な限り分散する」
というのが、
「いかなる相場においても生き残る」
上での最適解になるわけです。
これら2つの「分散効果」を駆使することで、あなたのトレードは無限の広がりを持つことができるようになります。
そのレベルにまで到達すれば、スランプ知らずで、毎月安定した収益を上げることができるようになるでしょう。
そのステージこそ、私が、あなたに到達して頂きたいステージになるわけです。
その先には、アーリーリタイアや専業トレーダーという選択肢が自然と視界に入ってくるはずです。
是非、私と一緒にその世界を見て頂きたいと思います。
本日は、「分散効果」についてお話ししました。
有効な「分散効果」は
1.投資(トレード)対象の分散
2.時間軸の分散
の2つであることを押さえておいて下さいね。