PC画面を見て、トレードしているとあまり意識しないかもしれませんが、そもそも通貨の価格ってどうやって決まるのでしょうか。
「何故、価格が上がるのか」
「何故、価格が下がるのか」
考えたことがありますか?
為替に限らず、株式や先物でも同じなのですが
「買った瞬間に価格が下がってしまった」
「売った瞬間に価格が上がってしまった」
あなたもそのような経験をされたことがあるでしょう。
「買った瞬間に価格が下がってしまった」
というのは、
「買った瞬間に需要が供給を下回った」
ということです。
逆に、
「売った瞬間に価格が上がってしまった」
というのは、
「売った瞬間に需要が供給を上回った」
ということです。
相場が動いた後、後付けで
「経済指標XXが○○だったから、円安ドル高に進んだ」
とか
「○○が△△というコメントを発表したので円高ドル安に進んだ」
とかコメントされることは多々ありますが、結局のところ
「需要が供給を上回れば、価格は上がる」
「需要が供給を下回れば、価格は下がる」
わけです。
これは、普段の生活に置き換えてみるとわかりやすいです。
需要が供給を上回る例としては、限定100足のスニーカーとかを考えるとわかりやすいです。
元々は定価1万円のスニーカーであっても、100足しか世間に出回っていないため、100人以上欲しい人がいると、それに応じて価格が上がります。
ヤフオクなどでプレミアがついて、定価の倍以上の金額で売られているのを見たことはありませんか?
これは、需要が供給を上回っているために価格にプレミアがついたわけです。
逆に、需要が供給を下回る例として、スーパーマーケットを考えてみましょう。
私も毎日のように利用しますが、最初は弁当や惣菜は定価で販売されます。
しかしながら、それで売れなかった場合割引シールが貼られ、割安な料金で商品を買うことができます。
これは、需要が供給を下回っているために価格が安くなったわけです。
このように普段の生活に置き換えてみると、需要と供給の関係が理解しやすくなります。
要は
「欲しい人が多ければ、価格は上がる」
「欲しい人が少なければ、価格は下がる」
ということです。
まず、この事実をしっかりと理解して下さい。
では、この需要と供給の関係をどのようにトレードに活かすのかがあなたが一番知りたいところだと思います。
需要と供給の関係をどのようにしてトレードに活かすのか、次回はもう少し突っ込んだ話をしますので楽しみにしていて下さいね。