本日は、「投資」と「トレード」の違いについてお話しします。

「投資」と「トレード」は全くの別物です。

全くの別物であるにも関わらず、

「自分が投資を行っているのかトレードを行っているのかよくわかっていない」

というのが負け組トレーダーによく見られる共通点です。

最初に、答えを言います。

「投資」とは、投資対象の本質的価値に価値をおいており、「トレード」とは、投資対象の値動き(価格)に価値をおいています。

といってもよくわかりませんよね?

もう少し詳しく説明します。

株式の場合がわかりやすいのですが、「投資」においては、投資対象企業の保有している現金や土地、収益率などからある程度、その企業の本質的価値を算出することが可能です。

と言いますのも、会社四季報などを見ると、全ての上場企業に対して保有している財産や収益実績、収益予想が記載されています。

これらの情報から、その企業の本質的価値がある程度わかるわけです(ファンダメンタルズ分析と言います)。

ですので、「A社の株の本質的価値は2,000円くらいだが、現在は1,500円で取引されている。割安なので買いだ!」といった判断が可能になるわけです。

これが、「投資」です。

しかしながら、短期的には価格は需給によって決まりますので、いつ価格が本質的価値に追いつくかわかりません。

下手すると、数年経っても、価格が本質的価値に追いつかない場合もあります。

これが、「投資」が持つリスクになります。

これに対して、「トレード」の場合は投資対象の「価格」にしか意味を持ちません。

今エントリーした場合、その直後に上がる可能性が高いか、下がる可能性が高いかということが重要です。

トレード対象の本質的価値に意味はありません。

今現在の価格が上がるか下がるかのみに着目しているわけですから、需要と供給を把握することが重要です。

ですので、「トレード」の場合は、トレード対象の本質的価値を見出すファンダメンタルズ分析ではなく、より短期間の値動きを予測するのに役立つテクニカル分析が中心になるわけです。

テクニカル分析では、トレード対象のチャートを見て、値が上がるか下がるかを判断します。

その際に用いられるのが、ローソク足やテクニカル指標といったものになります。

テクニカル分析により、一時的に売られすぎたものを買って利益を上げたり、トレンドに乗るタイミングを図ることが「トレード」です。

ですから、「トレード」はしばしば「投機」とも言われます。

「機会」に資金を投じるということですね。

FXの場合は、株式の場合と違って、「本質的価値」というものが存在しないため、「投資」ではなく、「トレード」の要素が強いわけです。

もちろん、様々な経済指標を分析し、総合的に判断している場合においては、「投資」の要素がないわけではありませんが、非常に難易度が高いためオススメしません。

ですので、FX取引を行う場合は、「投資」ではなく「トレード」を行っているという認識を持っていて下さい。

私tomiは、システムトレーダーですので、株式・FXのいずれにおいても「投資」ではなく「トレード」を行っています。

一時期、株式を対象に「投資」を行っていた時期もありますが、性格的に合わなかったため、「トレード」に転向したわけです。

ですので、私tomiのブログやメルマガでは、「投資」ではなく「トレード」についての話が中心となっています。

個人的には、余程大量の資金がない限りは、「投資」ではなく「トレード」を勧めます。

その理由は、「投資」では大きなリターンが見込めないからです。

一般投資家の場合、「投資」での利回りは、長期的に見ると年利5~10%もいけば上出来ではないでしょうか。

対して、「トレード」の場合、時間軸が短くなることによる複利効果により、「投資」の数倍のリターンを見込むことができます。

少なくとも、FXの場合においては、「投資」の要素は小さく「トレード」の要素が大きいわけです。

ですので、あなたには、是非ともトレーディングスキルを磨いて頂けたらと思います。

本日は、「投資」と「トレード」の違いについてお話ししました。

あなたが行っている取引が、「投資」なのか「トレード」なのか常に意識するようにして下さいね。

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