本日は、「FXトレードの初心者が特に知る必要がある特殊な2つのポイント」についてお話しします。
FX以外にも、金融商品は多数存在します。
一般的になじみのある金融商品としては、
「株」、「日経平均先物」、「商品先物」
といったところでしょうか。
これらの金融商品と比べた際に、FXだけに存在する特徴があります。
特に押さえておくべきFX特有のポイントは以下の2つです。
1.24 時間取引が可能
2.スワップポイント(利子)を受け取ることができる
それぞれ説明していきます。
1.24 時間取引が可能
株式市場の場合は午前9時~午後3時までといったように取引時間が決まっています。
これは、株式は、東京証券取引所(東証)で売買を行うため、東証が開場している間しか取引が行えないからです。
しかし、FXは株などとは異なり、24時間取引を行うことができます。
その理由は、「世界中の外国為替市場」でFX取引が行われているからです。
FX市場というのは、世界中に存在し、それぞれの都市には時差があるため、結果として、24時間取引が可能になっています。
参考までに、図にしますと、下記のような時間帯で取引されています。
ですので、本業があるサラリーマンであっても、帰宅してから出社するまでのわずかな時間で利益を出すことが可能です。
これが、一つ目の「FXトレードの初心者が特に知る必要がある特殊なポイント」になります。
2.スワップポイント(利子)を受け取ることができる
通常、FXで利益を出すには、外貨を安く買い、高く売る必要があります。
例えば、1ドル100円の時に1万ドル買い、1ドル101円の時に1万ドル売ると1万円の利益が出ます。
1円×1万ドル = 1万円
この、「安く買って、高く売る」というのが、通常の利益の出し方であり、株や先物でも同様です。
FXにはこの通常の利益の出し方に加えて、スワップポイント(利子)を得るという利益の出し方があります。
スワップポイント(利子)とは、金利差のことを言います。
皆さんもご存知の通り、日本は超低金利国で、2015年8月時点で政策金利は、わずか0.10%となっています。
しかしながら、世界を見渡しますと、豪ドルは2.00%、ニュージーランドドルは3.00%といった具合に、高金利の国があります。
各国の政策金利は下記リンクで確認することができます。
そのため、低金利国の通貨で、高金利国の通貨を買うと、金利差が発生し、保有しているだけで、差し引き分の金利を得ることできます。
例えば、金利0.10%の日本円で、金利3.00%のニュージーランドドルを買えば、差し引き2.90%の金利が得られます。
逆に、金利3.00%のニュージーランドドルで、金利0.10%の日本円を買うと、差し引き-2.90%の金利を失います。
この、スワップポイントで稼ぐやり方が、
「外貨を安く買って、高く売る」
やり方とは異なる、もう一つの稼ぎ方になります。
これが、二つ目の「FXトレードの初心者が特に知る必要がある特殊なポイント」になります。
今日は「FXトレードの初心者が特に知る必要がある特殊な2つのポイント」についてお話ししました。
「FXトレードの初心者が特に知る必要がある特殊なポイントとは」は
1.24 時間取引が可能
2.スワップポイント(利子)を受け取ることができる
の2つであるということを忘れないで下さいね。